APPROACH
2週間連続で空路関東入り。この日は前の週と打って変わって冬らしいピンと張ったような寒さでした。優勝したら会見とかパインズかも、とか淡い期待を込めながらパインズにチェックイン、一路埼スタへ向かうのでした。遅ればせながらこの日がレッズの試合では初めての埼スタでした。
MATCH
この日は初のリーグ優勝をかけた大一番、1点のビハインドはあるものの当時はアウェーゴールルールもなくみんな逆転する気満々でした。道中はサポを鼓舞する横断幕。「6万人の声で後押ししよう」といった内容でした。
試合が始まるとまさにその通りで、満員の観客みんなが声を出していたように思います。空気が振動する感覚を覚えています。
試合はレッズがガンガン押し込む展開、過多や横浜は柔軟にそれいなします。それでもガードの上からガンガン打ちこんで均衡が破れます。エメルソンが抜け出したところを中西が足を引っ掛けてレッドカードで退場です。この時私はバックスタンドロアーの前のほうにいましたが、この時点でみんな総立ちでした。ほとんど前が見えませんでしたが、これで得たフリーキックをアレックスが直接決めます。
試合を振り出しに手繰り寄せました。私は叫びまくりました。おそらく後にも先にも一番声を上げた瞬間でしょう。そして、逆転すべく攻め続けます。試合終了間際、フリーの状態で闘莉王が渾身のヘッド。しかし枠を外れてしまい延長戦へ。延長でもお互い1点も譲らないという強い意志が感じられた展開で結局両者得点を奪えずPK戦へ。
PK戦で惜しくも破れ、初の栄冠はお預けに。本当に悔しさと脱力感と得も言われぬ感じでスタジアムを後にしました。負け惜しみですがこの試合の記録上は↓の通り勝利です。
TOPIC
帰路は浦和美園駅前が歩行者で大渋滞、入場まで時間がかかりました。生まれも育ちも田舎っ子な私にとっては衝撃的でした。帰りの電車のなかでもぎゅうぎゅうで足が浮き上がるぐらいの超満員は初めての体験でした。でも車中で私の親くらいの女性の方に「残念だったねぇ」と普通に声をかけられたときは私の地元にはないサッカー文化の根づいている環境を感じ取れ、心に温かい感触がありました。
RESULT
200412 VS横浜(CS)(H) @埼玉スタジアム
1-0勝 得点:アレックス
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