開封の儀
RGトールギスです。製作は2019年8月頃です。この機体はガンダムWのライバルキャラであり仮面キャラであるゼクス・マーキスが乗る機体です。プロトタイプ・リーオーとも呼ばれこのシリーズの主役5人のガンダムのベースとなる機体です。
トールギスって洗練されたデザインで本当に美しいですよね。中世の騎士を思わせるデザインでありながら背中には大型のバーニアを搭載しています。劇中でもありましたが、乗る者を試すような性格もありますね。
ランナー数はRGの標準くらいでしょうか、可変機ではないので比較的シンプルです。白い装甲の成型色が光沢がかかった白で美しいです。面白いのはビーム刃ですが無色のビーム刃が付いています。劇中でこの色ありましたっけ?何はともあれまあまさくっと組み上がりそうな気がします。

組み立て
初日~2日目 脚部、腰部の組み立て(所要時間90分)
まずは足先からです。いつものようにフレームを組んで外装と取り付ける流れです。RGではお馴染みの動きにあわせて装甲が連動する仕組みになっていますね。

膝の可動域はこのような感じでRGでの標準以上の可動域です。劇中でもガンガン動きますからね。運動性能がウリの機体ですからこのぐらい再現してくれたらバッチリですね。

続いて腰部です。装甲が開きます。後部スカート内にはバーニアが仕込まれていて開くと見えます。装甲の開いた状態でのホールド状態は少し弱いかな、と思いました。これからのキットに機体なのですが、装甲が開いたときにクリック等でホールド状態にできるともっと素晴らしいですね。再度スカートは内側から太ももへのアタッチ機構が付いています。簡単に外れるのでオープン時はがっつり開けます。それにより脚もしっかり可動します。


腰部へ両脚を取り付けて下半身の完成です。見てくださいこの可動域。言うことなしですね。

3日目 胸部の組み立て(所要時間60分)
フレームを組んでみて腰のところで前後に可動する仕組みがわかります。また、バーニアへの接続部もフレーム化されています。この機体のバーニアはでかいですからね。

全体的に白い装甲ですがスミ入箇所は少なめな印象です。

胴体にドッキングしておよそ6割くらいの完成度でしょうか。

腰部はしっかり可動します。普段はロック機構があるのでしっかり固定できます。

4日目 腕部の組み立て(所要時間60分)
腕部は比較的シンプルです。RGおなじみのフレームに外装を取り付ける感じですね。可動域はバッチリです。

胴体に取り付けて本体が残すところ頭部だけとなりました。

上からのアングルです。肩が根元からせり出すような形で前後の深さを実現しています。これも最近のキットではおなじみですね。

4~6日目 頭部、バーニア、武装の組み立て、デカール貼り(所要時間120分)
頭部は原型のリーオー風の頭にガンダムと騎士をミックスしたおなじみの外装を取り付ける形です。プロトタイプリーオーと呼ばれ、主人公達のガンダムの原型であるMSである所以が詰まっていますね。

バーニアは凝っているので腕と同じくらい組むのに時間がかかりました。バッチリ展開できます。展開時はパーツ連動はないのでそれぞれの箇所で調節が可能です。


武器類はシンプルです。ドーバーガンは存在感抜群ですね。シールド内のビームサーベル収納ギミックももちろん再現されています。

デカールは通常のボリュームでした。前回からピンセットを使い始めたのでものすごく貼りやすかったです。ちなみにRGでデカールを説明書のとおりに余すところなく貼れたのは今回が初めてです(笑)

名セリフ
ゼクスの名セリフは↓のような感じですね。全体的にはキザです、トレーズ程ではないですが(笑)でも純粋なところがガンダムシリーズの主人公のライバル役ならではでいいすよね。
今回から初の試みでポージング撮影時に黒い背景を使ってみました。これは百均の黒ボール紙を貼り合わせただけの簡単仕様ですが、なかなかいい感じですね。お手軽なのでおすすめです。白スプレーを少し吹いて宇宙空間をイメージしてもいいかもですね。白スプレー買ってきましょうかね、持ってないんですよ(笑)
- 「今は君より私の方が冷静だ。冷静にものの判断をした時、後にどのような結果が来ようと後悔しないですむ。」
- 「私には守るものを持つ資格がない。だが彼らに言わせればこの考えこそが甘いのだろう。美意識を気取った体裁など必要ない。そんな戦いしかできないのであれば私はここでガンダムに倒されるだけのこと。これは戦争なのだ。命をかけても学ばなければならないものがある。それだけだ。」
- 「その目で見るのだ。戦いがいかに汚く卑劣なものなのかを。」
- 「人間一人宇宙に上がるのにこの仰々しさだ。宇宙は人間を拒んでいる。そして地球はこの行いが過ちだと教えるために引き下ろそうとしているのかもな。」
- 「二つの顔を使い分ける、そのずるさを戦いの中で身につけました。」
- 「戦争をするのではなく戦う心を持つ兵士を育てるのがOZの役割と考えておりました。しかし戦いは人間さえ必要としなくなっていきます。私は一人の兵士、自分の意思でその流れに逆らう道を選びました。」




以上でRGトールギスの製作記の任務完了。次回はHGサイコガンダムの予定です。任務了解。
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