開封の儀
RGνガンダムです。製作は2019年8月頃です。この機体は逆襲のシャアの主人公アムロ・レイが乗る機体です。アムロ自ら設計に携わったこだわりの機体で、確か連邦軍では初のファンネルを搭載した機体です。
私がガンプラを発売日に買ったのはこれが2つめです。1つめはRGZガンダムです。νガンダムって人気が高いですよね。発売直後はツイッター上でも次から次への完成写真がつぶやかれていました。
箱は大きいもののランナー数はそれほど多くはありません、変形しない機体ですからね。ファンネルはもちろん存在感抜群です。ロボット魂に付いていたファンネル用のビームエフェクトは付属していません。ファンネル用のディスプレイ支柱も付属していないので、どこかから調達してきましょうかね。ロボット魂のνガンダムは過去に購入したことがあるので、そのうち記事にしますね。

組み立て
初日 脚部の組み立て(所要時間90分)
まずは足先からです。いつものようにフレームを組んで外装と取り付ける流れです。この時代のMSは関節部に球体のフレームがデザインされているのが特徴的ですね。

今回フレームを組むときに断面がわかるように撮影してみました。

脚部フレームは毎度ですが曲げるごとに色んな所が連動して動きます。

そして装甲の取り付けです。もはや当たり前のような可動域。これを1/144で実現する驚異的な技術力。何回も言ってますね(笑)しかも今回は脚部を組んだ時点では複雑なキットにありがちなポロリもありません。そしてRGではおなじみですが同じ白い装甲でも2色が使い分けられています。いつもは片足で1日使ってましたが、今回は一気に組んじゃいました。


2日目 腰部、胸部の組み立て(所要時間90分)
まずは腰部からです。最近のキットではおなじみの軸が前後することにより大幅に可動域が広がる仕組みですね。

装甲も前後に広がって広い可動域を実現しています。

装甲と脚部を取り付けたら下半身の完成です。もうこれだけでも映えますね。美しいのひとことです。

続いて胸部です。腰の部分のフレームですが、横からの画像をご覧ください。伸びます、ものすごい可動域です(笑)肩も引き出せるタイプのジョイントで最近では主流の仕組みですね。

胸部の装甲を取り付けます。コックピットハッチが開きます。赤いシャッター部分が開閉するのとハッチがまるごと開くのと2種類のコックピットギミックを搭載しています。

胸部を下半身に取り付けておおよそ50%ぐらいの完成度でしょうか。下の画像をご覧ください。驚くべきは胸部の反り方向への可動域ですね。これおそらくイナバウアーポーズできますね。できますね。完成をご期待ください(笑)

3日目 腕部の組み立て(所要時間60分)
腕部は脚部に比べるとシンプルな作りです。シンプルと言ってもちゃんとRGしてますよ。もちろん2重関節できっちり曲がります。

νガンダムは両腕が非対称なデザインですね。右腕はシンプルです。手首も内側に曲がり込む作りになっているので写真よりは曲がります。

左腕にはビームサーベルの柄が収納されています。もちろん着脱可能です。また、ネイビーの装甲を上に引き上げると取り出せるのですがその時に連動して柄が少し浮き出してくる作りになっています。

両腕が揃いました。手首が肩を触れるぐらいの柔軟性です。肩の装甲は前後パーツが広がるようになっているので腕の可動域が前後にも広がります。

腕部を胴体に取り付けます。残すところは頭部、バックパック、ファンネル、武装です。80%くらいの完成度でしょうか。
腕の可動域もすごいですね。胴体に付けてもこれだけ曲がります。特筆は可動域は確保しつつも、関節は緩くなく固くなくちょうどよく、装甲のポロリもほとんどありません。ファンネルがどうかですがここまででも既に大満足の出来です。この先もワクワクがいっぱいです。

4日目 頭部、武装の組み立て(所要時間60分)
あいかわらず端整な顔立ちですね。この角度からの撮影だとアンテナのバリが見えてしまう…。まあ初心者の素組みがコンセプトなので何卒(笑)

νガンダム本体の完成です。

続いてバックパックです。腕と同様にバックパックも非対称ですね。プレバンで販売されている追加パーツのダブルフィン・ファンネル用のジョイントがあらかじめ準備されています。


ここからが武装です。普段は武装のスミ入れは省略するのですが、今回はあまりにカッコイイので勢いでやっちゃいました。ビームライフルは腰にマウントできます。

ニューハイパーバズーカは砲身が伸縮できます。もちろんバックパックにジョイントできます。ということは劇中のあれができますね(笑)

シールドは先にデカールを貼っちゃいました。

さてここまでで基本セットの完成です。残すところはフィン・ファンネルですね。同じパーツを6つ組みます(笑)

今回何回も書いていますが、パーツのポロリが本当にないんです。このポーズもスタンドなしで自立できています。素晴らしいキットです。

5日目 フィン・ファンネルの組み立て、デカール貼り(所要時間90分)
フィン・ファンネルは6つ同じものを作りますが、そこまで苦痛ではありませんでした(笑)保持は充分です。全体的にしなる感じはありますがポロリはありませんね。折り畳み状態もカチッとクリックがあり保持は充分です。

フィン・ファンネルを装着して全体の完成です。おっと、デカールがまだでしたね。

デカールを貼って完成です。デカールは私にしてはめずらしく9割貼りました(笑)

今回の可動域のすごさをあらわすポーズです。イナバウアー(笑)

ファンネルの保持パーツはついていませんが、アクションベースについているコの字に切れ込みが入っているパーツで挟み込めるのでそれを使うとファンネルの単独飛行状態がディスプレイできます。

ライフルもバズーカも難なく持たせられます。ポロリは全体的にありませんが、一つだけシールドのマウントが若干外れやすいです。なにもしなくても落ちるということはありませんのでご安心ください。




名セリフ
アムロの名セリフは↓のような感じで、シャアとの掛け合いがやはり印象的ですね。
- フィフス・ルナで
アムロ「まだ援護が居た…シャアか!」
アムロ「なんでこんなものを地球に落とす。これでは地球が寒くなって人が住めなくなる。核の冬がくるぞ。」
シャア「地球に住む者は自分たちのことしか考えていない。だから抹殺すると宣言した。」
アムロ「人が人に罰を与えるなどと。」
シャア「私シャア・アズナブルが粛正しようというのだ。アムロ!」
アムロ「エゴだよそれは」
シャア「地球がもたんときがきているのだ!そんなことでは!」 - アクシズ内で
アムロ「世直しのこと知らないんだな。革命はいつもインテリが始めるが夢みたいな目標を持ってやるからいつも過激なことしかやらない。」
シャア「四方から電波が来る?」
アムロ「しかし革命の後では気高い革命の心だって官僚主義と大衆に呑み込まれていくからインテリはそれを嫌って世間からも政治からも身を引いて世捨て人になる。だったら。」
シャア「私は世直しなど考えていない!」
シャア「愚民共にその才能を利用されている者が言うことか!」
アムロ「そうかいっ!」
シャア「逃げた?ブライトたちか。」 - アクシズの落下を食い止めながら
アムロ「ふざけるな!たかが石ころ1つガンダムで押し出してやる!」
シャア「馬鹿なことはやめろ!」
アムロ「やってみなければわからん!」
シャア「正気か?」
アムロ「貴様ほど急ぎすぎもしなければ人類に絶望もしちゃいない!」
シャア「アクシズの落下は始まっているんだぞ!」
アムロ「νガンダムは伊達じゃない!」


以上でRGνガンダムの製作記の任務完了。次回はRGトールギスの予定です。任務了解。
#ガンダム #ガンプラ #素組み #パチ組み #RG #RGνガンダム #逆襲のシャア #アムロ
