開封の儀
HGジ・Oです。製作日は2012年11月頃です。 この機体はゼータガンダムのラスボス的存在のパプテマス・シロッコが乗る機体です。シロッコのスマートな印象とは対極な外観な 大きなボディのMSです。
シロッコは物語序盤に一旦話が落ち着いてきた頃に登場しました。ティターンズ所属で当初はメッサーラに乗っていました。圧倒的な存在感でカミーユやクワトロに存在感だけでプレッシャーを与えていました。 キャラクターのイメージはとにかく切れ者なニュータイプですね。だがしかしその高慢さ、自信過剰さがゆえ最終的には覇権を取れなかった印象です。でもそれがないとシロッコじゃありませんね。
このキットはHGながらボリューム満点です。全体的にパーツが大きめなので組むこと自体はそれほど時間はかかりません。ちょっとしたこだわりで機体のいたる所に大量にあるスラスターの内部を蛍光グリーンで部分塗装しています。塗ってみるとわかりますがスラスターの化け物ですね。そして劇中でも出てきた隠し腕ももちろん再現されています。この機体が元祖としてさまざまなシリーズで隠し腕を持ったMSが登場しますね。後の世にも影響を与えたMSということでしょう。

組み立て
初日 両足首、脚部の組み立て(所要時間60分)
まずは両足首からです。スラスター以外にも赤のマーカーが余っていたので部分塗装しています。性格柄細かいことは気にしないので少々はみ出したりしているのはご愛嬌、永遠の初心者ということで何卒。可動はまあこんなもんでしょう。元々のデザイン的に膝上が短くスラスターだらけなので曲げる必要もありませんし、バランサー的に動けばOKなのでしょう。もちろんこのぐらい動くとちゃんとポーズとれますよ。

2日目 腕部の組み立て(所要時間60分)
腕部も部分塗装しています。腕のパイプ部分の根元はゴールドで塗装しています。濃いめの成形色の上に塗るときは一旦白などをベースで塗ったほうがよかったですね。この時代のHGなので手首は武器をはめ込む穴のあるにぎり手のみで、平手はついてなかった気がします。過去に組んだHGマークⅡ(スーパーガンダム)の手首とビームサーベル一体型で全部白色の成形色はさすがにどうにかせいよとは思いましたが(笑)

3日目 バックパック、胸部の組み立て(所要時間30分)
いやぁ、やっぱりスラスターの数がすごい!でもリファインするときはパーツで色分けてくださいね、バンダイさん。余談ですがジオ買う時にMGゼータガンダム持ってたのでスケール合わせてMGにしたかったんですけど高いのでHGにしました。その都合でやっぱり合わせてポージングしたいので後からRGゼータガンダム買いました。RGゼータガンダムはどちらにしても買っていたでしょうけどね。余談ついでですが、ガンプラを発売日に買ったのはRGゼータガンダムが最初でした。

4日目 腰部の組み立て(所要時間30分)
説明不要おなじみの隠し腕がちゃんと再現されています。もちろんビームサーベルを持たせられます。またサイドスカートにはビームサーベルの柄が収納、着脱できるような作りになっています。HGでもしっかりと作りこまれていますね。

5日目 頭部、武装の組み立て、完成(所要時間30分)
頭部と武装を組んで全体をくっつけたら完成です。部分塗装やスミ入れをせずにサクッと組んだら 1~2時間もあれば組みあがるくらいでしょうか。組みやすくボリューミーな満足いっぱいなキットです。

名セリフ
シロッコの名セリフは↓のような感じですね。導入でも触れましたが自信のあふれ方が半端ないです。でもそれがシロッコなんです。自信が過剰でなければおそらく覇権が取れたと私は思います。 でもそれはシロッコじゃありません。ゼータガンダム最終版ではエゥーゴとシロッコ軍(ティターンズではなくてあえて)、ハマーン軍(アクシズではなくてあえて) の三つ巴の乱戦でした。私はこの展開が大好物です。今も昔もゼータガンダムは好きなシリーズですね。
- 「常に世の中を動かしてきたのは一握りの天才だ!」
- 「そうだよ、貴様はその手に世界を欲しがっている」
- 「戦後の地球を支配するのは女だと思っている」
- 「そんなモビルスーツでこのジオと対等に戦えると思っているのか、シャア!」
- 「ジオ!動け!ジオ!なぜ動かん!」
- 「貴様のようなニュータイプの成り損ないは粛正される運命なのだ!」
- 「私の使命は重力に魂を引かれた人々を解放することだと思っている」
- 「体を通して出る力?そんなものがモビルスーツを倒せるものか!」
- 「生の感情丸出しで戦うなどこれでは人に品性を求めるなど絶望的だ」

以上でHGジ・Oの製作記の任務完了。次回も過去作品を挟みたいと思います。任務了解。
#ガンダム #ガンプラ #素組み #パチ組み #HGUC #HGジ・O #HGジオ #ゼータガンダム #シロッコ
